悪魔の女の子は何の抵抗もしない男悪魔を片っ端から射精させていきました。
男たちは消されていく仲間を見ながら、恐怖と同時に期待感を持ちました。
なぜなら仲間はみんな、消えゆくというのにとても幸せそうな表情をしていたからです。
そのために男たちは何の抵抗もしなかったのです。
そのせいもあって、あれだけ大勢いた魔界の男たちは、瞬く間に女の子の悪魔に壊滅させられてしまいました。
しかし、嘆く者など誰もいません。
悪魔の女の子以外誰もいないのですから仕方ありませんが、結局男(=チンポ)の命はそれだけのものだったということでもあります。
こうして、たった一人になって退屈になった悪魔の女の子は、1人魔界から飛び出していったのです。
そう、美しき『天界』を目指して…。
*****
そしてこちらは『天界』。
ここに住むのは悪魔とは対照的な考えを持つ『天使』たちです。
天界では、その支配者である『女神』がはじまりの樹をとてもよく面倒見ていましたので、女の子がたくさん生まれていました。
それと同時に男も生まれてきてしまうのは仕方のないこと。
いわば男というのは女の子を生み出すときにできてしまう出がらしのような存在なのです。
そんな男たちにだけついており、自分たちには無い『チンポ』というものを、彼女たちは”汚らわしいもの”ととらえ、
何かが起これば常にそのチンポのせいにしました。
それはその世界に『処刑』という形で表されることとなり、
女の子たちは毎日無駄に生まれ続ける男たちをその儀式の名のもとに処分していたのです。

<つづく>
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