今日はカミナリの最終話を…と思って文章書いたら、イラストにするとこがなかったので文字のみになりましたーーー!!
ゴメンナサイ(><)
でもよく考えたら、チンポ取れちゃったわけだし、もう絵にしても面白いとこないですw
これだったら、前回最後まで書いとけばよかったですね(汗)。
…というわけで、今回は『落ち』だけですがよろしければ読んでやってくださいませ★
ではどうぞ~▼
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【カミナリ 第6話】
「…ねぇ…!ねえったら…!」
自分を呼ぶ声にようやく気付いた男の子は、ぼんやりと女の子の顔を見つめていました。
「ひいっ!!」
不意に恐怖の感情が沸き上がり、彼は自分の股間を両手で探ります。
…無い…!
やっぱり無い。
男の子ならだれにでもついているはずのアレが見当たりません。
自分自身の目で確認しようとしましたが、とても怖くて直視できませんでした。
「やっと気が付いたわね。
もう、カミナリさんもいないわよ?」
カミナリ!!
やっぱりあれは夢でなかった。
そして自分の男としてのシンボルが奪われてしまったことも事実だった…。
男の子は重なるショックに言葉も出ませんでした。
女の子はそんな彼に小声で話しかけます。
「ともかく、おへそは取られなくてよかったわね!」
男の子の気持ちなんてこれっぽちもわからないその残酷な言葉は、彼の目を覚まさせる効果がありました。
「よかった?!」
思わず悲鳴のような声をあげてしまいました。
「そりゃ、君は良かったよね?!何も取られてないし!!」
男の子の鋭い視線に女の子は驚きを隠せません。
話題の中心になってしまった自分の身体を慌てて両腕でかばうようなしぐさをします。
「あの…だけど!」
女の子は一つ息をのみこんで、言い返しました。
「取られたって言っても、もともといらないものだったじゃない!
実際に、アレを取られて初めて私と同じになったのよ?!
女の子と同じ体になったのをそんな風に八つ当たりするなんて、ホントに男らしくないんだから!」
…もう、男としてのシンボルがついていないのに『男らしくない』なんて言われると、男の子はますます情けない気持ちになりました。
もはや言い返す気力もありません。
女の子はそんな彼のもとに歩み寄ると、ため息をついて手を差し伸べました。
「さぁ、そんな事いつまでも気にしてないで。
帰りましょ。
チンポが無くなっても悪いことばかりじゃないわよ?
ほら。
私、もうあなたの前でもこんな恰好なのに恥ずかしくない。
…もしかしたら、カミナリさんはそれを知っててチンポを取っちゃったのかもしれないわね。」
おしまい★
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