Fetish★Fairy:妖精の森シリーズ『カミナリ』2話目です。
今回文章長めです(><)イラストのとこまで頑張って読み進めてやってくださいませ!
あーハサミが死ぬほど難しかった!!(だから描きたくなかったのれす…w)
ちなみに、ハサミのサイズは大きすぎてもリアリティないのでキッチンばさみ程度の大きめハサミがチンポ切るのにはちょうどいいかと思います。
※気をつけないと指も切れます(体験済み)w
▼ではどうぞ~
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【カミナリ 第2話】
カミナリは微笑み返すと、右手をゆっくりと肩の位置まで上げました。
その手には、いつの間にかキラリと光る何かが握られています。
「ニンゲンって、可哀想よねー。
そんな邪魔っ気なものくっつけて生きていなきゃいけないんだから。」
そのセリフを聞いただけで、女の子は飛び上がりそうになりました。
「ヤ、ヤダッ!おへそ取らないでっ!!」
女の子がセリフを言い終わるか終らないかのところで、雷は手に持った何かを一振りしました。
まるで雷のような鋭い光と音がそこから放たれ、二人の体を通り抜けていきます。
「キャーーーっ!!」
「あああっ!!」
一瞬のうちに二人の服は引き裂かれ、男の子も女の子も下着姿になってしまいました。
その魔法なような出来事にあっけにとられるあまり、二人はおへそのことなど忘れてそれぞれの恥ずかしい部分をかばっています。
「大丈夫よ。ちょっと痛いかもしれないけど、一瞬だから♪」
いつのまにか、カミナリは女の子の隣に立っていました。
手に握られていたあの物体はどこからどう見ても刃物の一種である『ハサミ』です。
小さな悲鳴を上げて、女の子は彼女からできるだけ離れようと試みますが、素早く手首をつかまれてしまいました。
「やめて、お願い。
おへそを取らないで…!」
涙でうるんだ眼をハサミに向けて女の子は懇願しました。
「あら、やだっ。
私は親切で、あんたら人間のみっともない“出べそ”を取ってあげるのよ?
ありがたく受け取りなさい。」
カミナリは女の子の手首をつかんだまま、彼女の剥き出しになっているおなかのあたりを覗き込みました。
「…?」
じーっとおへそを見つめるカミナリに、女の子は震える声で言います。
「私…出べそじゃないから…」
「なんだ、そうなの?」
意外そうな顔をして女の子の手を離します。
「おかしいわねぇ…。たしかに“出べそ”の臭いがしたんだけど…」
そう言ったかと思うと、もうカミナリは男の子の方へと移動していました。
「あなたは?」
おへそを隠す男の子の手を、雷は信じられないくらい強い力でどかしました。
「ぼ、ぼくも出べそじゃないですよ!」
男の子は慌てて抗議しますが、カミナリの視線はそこからやや下に移動し
…そして止まりました。
パンツの上からとはいえ、大事なところを女性に凝視されるのは興奮…いえ、恥ずかしいものです。
再び彼は両手で前を隠しますが、それも全く無駄でした。
カミナリは再度彼の手を振り払うと、まだ履いているパンツのゴムの部分をつかんで言います。
「この中ね?このふくらみが怪しいわ。」
「いや…それはその…出べそでは…」
男の子は反論しようとしますがとても、そんな恥ずかしいことを女性の前で口にすることはできません。
わかってかわからいでか、カミナリは意地悪にも問い詰めます。
「出べそでなかったら何なの?言ってみなさいよ。」
そんなところに意外にも女の子の助け舟。
「あの…、それはさすがに出べそじゃないんじゃないかと…。おへそはちゃんとついてるし…」
しかしその言葉はむしろ逆効果に終わります。
「ふんっ、めんどくさい人間たち。
それじゃぁ、二人ともパンツを脱いで証拠を見せなさいよ?」
「ええっ!!私も?!イヤ!」
ショックを隠せない彼女の視線の隅に、男の子の股間のふくらみが飛び込んできました。
頭の中が真っ白になります。
次の瞬間、男の子に向けられた女の子の鋭い目がこう語っていました。
『…もしかして…あんた、私がパンツ脱ぐの期待してない?!』
女の子は男の子をちょっとでもかばった自分を呪いました。
慌ててこう言い返します。
「わ、私は見ての通りなんにもありませんから!
ほら、あんなに飛び出た物なんかあったらすぐわかっちゃうでしょう?!」
指差すその先にあるものは、疑われている男の子のモッコリ。
とばっちりを受けた悔しさに、ちょっぴり意地悪をしてやろうという下心が頭を出したのです。
「まぁ、それもそうね。
なんかさっきよりも大きくなっちゃった気はするけど、パンツの下に隠しているのはこっちの子に間違いなさそうだもの。」
カミナリの指先に一瞬火花が散ったかと思うと、つまんだ男の子のパンツが紙切れのように吹き飛びました。
あまりに一瞬の出来事で、男の子と女の子はそれを見守ったまま固まっていました。
その止まった空気の中で、チンポだけが窮屈なパンツから解放されて「ぴょこん!」と跳ね上がります。

思った以上に驚いたのは女の子で、そのこっけいなチンポの姿に目を丸くして釘付けになりました。
<つづく>
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