お姉ちゃんは僕の背後からささやくように命じる。
そして僕の足先にタオルが当てられ、無防備に晒された僕の足も、お尻も、そして、たまたまも全部泡でつつまれていく。
僕の体の中で、お姉ちゃんの手が触れていない場所は、もう、ちんちんだけだ。
「お姉ちゃん、やっぱり僕、自分で洗うよ・・・。」
言うだけ無駄って分かっているけど、改めて僕は抵抗する。
お姉ちゃんは何も答えない。
代わりに、僕のたまたまにあったお姉ちゃんの手がすっと引っ込む。
良かった、お姉ちゃん、止めてくれたんだ・・・。
僕がほっと力を抜いたその瞬間
むぎゅっ、
僕の両脇からお姉ちゃんの両手が伸びてきて、ちんちんをぎゅっと握り締めた。
「いい、俊君。おちんちんを隅々まで綺麗に洗うには、手を使わなくっちゃだめなんだよ。・・・ほら、まずはね、こうやって、おちんちんのさきっちょから、根元までゆっくりゆっくり丁寧に洗うの。」
お姉ちゃんの細い指がうねうねと動きながら、僕のちんちんの先っちょから根元までを往復する。
手についた石鹸がぬめぬめと粘り気をもち、くちゅ、くちゅ・・・とお風呂全体に今までは聞こえなかったようないやらしい音が響く。
「うわっ、お姉ちゃん、ちょっと、まっ・・・!」
「こらこらっ、暴れちゃダメ。それじゃあいつまでも終わんないよ~?」
クスクスという笑い声とともに、お姉ちゃんの手はさらに僕のちんちんを上下にしごきあげる。
「ふふっ・・・こうやって、おちんちんのさきっちょから根元までし~っかり洗えたら、次はナカを洗うんだよ?」
ナカ?それって何??
そんなこと聞く間もない。
お姉ちゃんの右手は僕のちんちんの根元の方をつまみ、ゆっくり下へとおりていく。
ぐぐっ、ぐぐっとちんちんの先端がひろがって、さきっちょから、赤い色をしたものが見えてきた。
「うふふ、見えてきた、見えてきた。おちんちんの中身。」
そっか、ナカって・・・ちんちんの中身のことなんだ・・・!
「いいかな、ほらよく見てごらん。」
ちんちんを握っている指がさらにおりる。
「ちんちんの先っちょから出てきた赤いの、この周りに白いのがついてるよね?これを今からとってあげるからね。」
僕のちんちんの先端に、今度はお姉ちゃんの左手の人差し指が当てられる。
「はい、ごしごし、ごしごし・・・」
お姉ちゃんの人差し指はくるくると螺旋を描きながら僕のちんちんの中身をこすり始めた。
「つぅ・・・っ!」
ひりひりとした痛みを感じて、僕は小さく悲鳴をあげる。
「ごめんね、痛いよね。お掃除ハジメテ、だもんね。でもね、ちょっと痛いけど、ここをしっかりお掃除してあげないとおちんちんがもーっといたぁくなっちゃうんだよ。だからちょっとだけ、我慢してね?」
お姉ちゃんはそういって、ちんちんの根元を握っている指にぐっと力を入れる。
「本当はすぐにでも止めてあげたいんだけど・・・ふふふっ、俊君、白いのけっこう沢山くっついちゃってるから、もう少しだけお掃除しないと・・・ね?」
お姉ちゃんの人差し指が先端をこすりながら、するするとちんちんの中身と外側の間に差し入れられ、時計回りに少しずつ動きはじめる。
「んっ!・・くぅん!」
痛いんだけど・・・なんだろう、最初と違って痒いところを掻かれているときのような、甘痒い気持ちよさを感じる。
「ふふっ・・痛いのは分かるけど・・・お掃除している時にそんなヘンな声だしちゃう男の子っているのかなぁ・・・?ほら、しゃんとしなさい?」
僕をたしなめるような、お姉ちゃんの声。
僕だって、ワザとやってる訳じゃないのに・・・でも今口を開いたら、またヘンな声が出てしまいそうだから、黙って頷くだけにした。
「・・・俊君はいい子だね、いいこ、いいこ。じゃあ・・・ほら、もう少しでちんちんの回りもぜーんぶ綺麗になるから、ねっ、頑張って我慢するんだよ?」
お姉ちゃんの人差し指は、ちんちんの外側の皮を押し広げながら進んでいく。
そして、ぐるりとちんちんを一周したところでようやく人差し指は引き抜かれた。
「ほぉら・・・、取れた。ね、お姉ちゃんの指、見てごらん?白いのいっぱいついちゃった。」
僕の目の前に右手の人差し指が差し出される。
そこには、クリーム色の、チーズのようなものがこびりついていて、僕のちんちんがどれだけ汚れていたかをはっきりと示していた。
「うふふっ、ね、結構おちんちんって汚れてるんだよ。お掃除してよかったでしょう?・・・あら、顔真赤になってきちゃったね。そうだね、男の子のおちんちんには、こんな恥ずかしいものがたっくさんついてるから、これからはちゃんと洗いましょうね。」
お姉ちゃんの人差し指がすっと僕の視界から消える。
「じゃあ、おちんちんが痛くなっちゃうから、シャワーで泡、流しちゃおうね。」お姉ちゃんはそういって、僕の目の前に身を乗り出し、シャワーのスイッチを押す。
真っ白な肌と、・・・真っ白な、水着が、僕の目に飛び込んできた。

「お姉ちゃん、水着きていたの?!」
僕がたまらず声に出す。
「えっへへー・・・」
お姉ちゃんは、ちょっぴり恥ずかしそうに笑う。
「女の子はみーんな、お風呂に入る時には水着をつけているんだよ?男の子とは違うの。知らなかったのかな?」
・・お姉ちゃんも裸だと思ってたから、僕、恥ずかしいのも我慢してたのに・・・。
僕だけが、恥ずかしい姿でいたんだ。
そう思うとなんだか居ても立っても居られなくなって、とりあえず両手でちんちんを隠す。
「うふふっ、ほら、なぁにおちんちん隠してるの?もう十分綺麗になったから、隠さなくっても大丈夫だよ。」
お姉ちゃんはちょっと悪戯っぽく笑って、僕の手を取る。
「さっ、俊君もお姉ちゃんも裸のままじゃ風邪ひいちゃうから、早くお風呂からでようね?」
お姉ちゃんに手をひかれ、僕はちんちんをほとんど隠すこともできないまま、お風呂を出た。
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